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SQLインジェクション:単純な入力がセキュリティ上の脅威となる時
「外の世界はジャングルだ:デジタルの危険地帯を乗り切る」シリーズ第6回

SQLインジェクション(SQLi)とは、攻撃者が、検証が不十分なユーザー入力を悪用して、アプリケーションのデータベースクエリに悪意のあるSQLコードを挿入する攻撃手法です。入力が適切に保護されていない場合、攻撃者はデータベースにアクセスしたり、データを改ざん・削除したり、さらにはデータベースを完全に制御したりすることが可能になります。
なぜ危険なのか:
物流や通信から船隊管理に至るまで、多くのアプリケーションがデータベースとのやり取りに依存している海運およびエネルギー分野において、SQLiは重要な運用データを危険にさらす可能性があります。
これには、貨物積荷目録の変更、スケジュールデータ、予備部品の発注システム、あるいはユーザーアカウントへのアクセスなどが含まれる可能性があります。
実例:
- 燃料配送アプリにおいて、検証が不十分な注文番号入力により不正アクセスが可能となった
- 船舶機器監視システムのWebログインフォームにおいて、攻撃者がSQLインジェクションコマンドを介して管理者パスワードを抽出できた
- 航路更新システムにおいて、クエリ入力の改ざんにより誤った座標が取得され、船舶の航行に影響が生じた
対策方法:
- パラメータ化されたクエリ(プリペアードステートメント)を使用し、すべてのユーザー入力を検証する
- Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を導入し、インジェクション攻撃を検知・遮断する
- Marlinkのサイバー監査およびペネトレーションテストサービスを利用して、アプリケーションのパッチ適用とテストを定期的に実施する
SQLインジェクションは、セキュリティを設計段階から組み込む必要があることを改めて示しています。なぜなら、たった1つの保護されていない入力によって、データインフラ全体が危険にさらされる可能性があるからです。
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