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パスワード攻撃:「admin123」は攻撃の格好の標的となる

連載「外の世界はジャングルだ:デジタルの危険地帯を乗り切る」第4回

パスワード攻撃は、最も古くから存在し、現在もなお最も効果的なサイバー脅威の一つです。これらの攻撃は、ソーシャルエンジニアリングと自動化された手法を組み合わせて、ユーザーの認証情報を不正に取得し、不正アクセスを行うものです。

 

その仕組み:

攻撃者は、ブルートフォース攻撃(考えられるすべての文字の組み合わせを体系的に試す)や、あらかじめ作成されたリストから数千もの一般的なパスワードを試し続ける辞書攻撃などの手法を用います。ユーザーが単純なパスワードや予測可能なパスワードを使用している場合、攻撃の隙は大きく開いてしまいます。

なぜ危険なのか: 

脆弱なパスワードや再利用されたパスワードは、攻撃者と船舶の通信プラットフォーム全体、あるいは陸上ITシステムとの間にある唯一の障壁に過ぎない可能性があります。たった1つのアクセスポイントが侵害されるだけで、航法システム、センサー、通信、そして重要な運用データへの完全なアクセス権が奪われる恐れがあります。

実例:

  • ECDISシステムの管理者がデフォルトのパスワードを変更しなかったため、攻撃者は何の抵抗もなくログインできた。
  • 元乗組員が古いアカウントを使用して、船舶のインターネット接続にアクセスした。
  • 電子海図表示・情報システム(ECDIS)のメール、CRM、SCADAインターフェースで同じパスワードが使用されている。

対策方法:

  • 強固で複雑なパスワードの使用を義務付け、定期的に更新する
  • Marlinkの「Privileged Remote Access(PRA)」ソリューションなど、一元化されたアクセス管理ツールを活用する。
  • ログインの失敗が複数回続いた場合はアカウントをロックし、二要素認証(2FA)を必須とする

デジタルIDが海事インフラを保護する現代において、パスワード保護は単なる技術的な推奨事項ではなく、戦略的な優先事項です

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